タイヤは重要なパーツ

最終更新日2006/11/09
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先日、
タイヤ屋専門店で話しを聞いた。
タイヤ専門店というのは
タイヤの販売や交換などを業務とするお店である。

じつはタイヤは自動車にあっても最も
重要なパーツといってもいい。
なにしろタイヤの摩擦があってこそ
クルマは前に進むのだから。
(雪道と乾燥路を比較してみてください)
高性能タイヤとは
グリップ力が高くて速度が出せ
コーナーでも踏ん張ってくれるタイヤに
ほかならない。

なのに、往々にして
タイヤの交換は後回しになる。
タイヤ交換の目安はスリップサインが出るまで、と
言われているが
もうひとつ、3年というのも重要なのだ。
タイヤの重要な成分である油分が
どんどん揮発してしまうので
(とくに太陽光線にあたる時間がながいクルマは
要注意)
古くなった消しゴムみたいに
ガチガチになってしまう。
そうなるとグリップ力は当然おちるし
ひどい時はひび割れてバースト、という
危険性すらある。


今回の初めて教えてもらったのは
パンク修理の話しだ。
高速でタイヤがバーストしての事故というのが
何件もあるそうだが
そのうちパンク修理をしたばかりというケースが
少なくないそうだ。

それはなぜかというと、
パンクしてから修理まで距離を走ってしまうと
内部の構造材が折れ曲がって傷ついてしまい
それがバーストの原因になるからだ。

ガソリンスタンドでは往々にして
釘などの原因は取り除くが
タイヤの状態はチェックしない。

そのタイヤ専門店では
そこまでチェックして
「このタイヤのパンクは修理できません。
新品に交換してください」という場合もあるという。

それほどパンクって
バカに出来ないのだ。
タイヤ交換が出来ないひとが増えているというが
これもナットを締めるとき
力が強すぎてホイールを割ってしまったりと
しろうとの生兵法を戒 める話しが多かった。