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先ごろ、ジャガーXKで
名古屋と賢島(かしこじま)を往復した。
1時間半ぐらいのドライブで
志摩半島まで行ったのである。
XKは昨年モデルチェンジして
どことなく同じグループに属する
アストンマーティンを彷彿させる
面影も得た。
従来のモデルは
「Eタイプをかなり意識した」と
物故してしまったデザインダイレクター
ジェフ・ロースン氏が当時語っていたとおりで
ちょっとレトロなよさをもつスタイリングだったが
今回は豪華さを前面に出したデザインで
だいぶ印象が変わった。
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実際乗ってもかなり違う。
その前のモデルは
車体の上と下が分離しているような
やや古くさいかんじがあって
(それが「味」というひともいたな)
そんなところまでEタイプを継承しなくていいのに(笑)と
思ったものだが
今回のモデルはびしっと
スポーツカーっぽくなって
アストンマーティンの姉妹メーカーというに
ふさわしく
運転して楽しいクルマに仕上がっている。
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ボディスタイルは
クーペとカブリオレの2タイプ。
メタルトップごと収納してフルオープンになる
CC(クーペ/カブリオレ)という
コンセプトが高級スポーツカーの
定石になっている感もあるが
(メルセデスSLとか)
ジャガーは2車種を作り分けている。
理由は「後席のスペースがある方が売れる、と
営業から言われるから」と
デザイナーが教えてくれた。
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格納式メタルトップだと
スペースが必要なので
どうしても後席が犠牲になりがちだ。
僕も後席にひとが座れなくてもいいから
荷物置き場として重宝することが多いので
その営業のひとの意見に賛成。
個人的にはクーペのリアビューがとくに好きだ。
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