シトロエンというクルマ

最終更新日2007/04/14
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先日シトロエンC6という
ラインナップ中最も大きなモデルに乗った。
けっこう目立って
いつもお願いする洗車屋では
「時々このクルマ見かけて
興味もっていたんです」などと言われたほどだ。


このクルマは歴代のシトロエンの
ラインナップにあてはめると
(古い順)
DS、CX、XMに連なるもの。
DSのデビューが1955年で
C6が2006年だから
51年間にシトロエンは
4台しかトップ・オブ・ザ・レンジを
発表していないことになる。
それもまたおっとりしているというか……。

僕はCXを持っていたが
いまでも時どき街を走っている姿をみると
好ましく思う。
まあ、GTとつくスポーティな仕様いがいは
あまりにまったりとしていて
距離をがんがん走って
道具として使い倒す、というような人でないと
飽きてしまうがちだなのだが。
それでももう一度乗ってみたい、と思うのだから
フシギな魅力がある。

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その間に恵比寿でそば屋をやっている知人から
連絡があって
1979年のGSという1.2リッターのシトロエンを
買おうと思うのだけれど
どうだろう?と相談された。
そのクルマも僕は以前乗っていたことがあるが
いままで乗ったなかで
最も好きなクルマだった。
20代だったこともあって
どこへ行くにも乗っていった。

なので「あなたが買わないで誰が買う」と言ったら
すぐ「買いました」と再び連絡があった。
このあいだ実車を見せてもらう機会があった
シートはどういうわけだか
BXという別のクルマのものがついていたが
なんだかボロはボロなりに(失礼!)
とってもいいかんじだ。
エンジンは一発でかかるし。
でもそのひとはいい買い物をしたと思う。