ヨコハマ052タイヤのお話

最終更新日2017/01/20
ZOOM ZOOM
ZOOM ZOOM
ZOOM

ヨコハマ052タイヤのお話

昨年販売された ヨコハマタイヤのスポーツラジアルタイヤ一般道も走れて
サーキットでも確りと走れるタイヤとの噂。
噂を確かめるために 今回富士七時間耐久レースで
連続1時間40分走りました。
外気温度は最高気温5度最低気温-6度の環境のもと 体感はここ最近
感じた事の無い寒さの中でのサーキット走行
一番気になるのが熱の入り.サーキット走行の時にはタイヤが温まったとき
にタイヤの内圧が今回の052の場合2.3キロ前後がベストと言われています
そのため外気温 路面温度によりスタート時の空気圧の設定がレース左右すると言って

も過言でもありません(サーキットでは内圧が1キロ前後上がります)
今回一番に驚いたのが昨年の同じ時期に他のメーカーのスポーツラジアルを
履いた時には約2周で規定の圧に上がりましたが 今回は昨年の外気温より
低いにも関わらず約1.5周で規定ないの圧に上がった感じがしました
これは かなりサーキット走行では有利なタイヤと思われます
次にタイヤの剛性感ですが 一般的にサーキット専用のSタイヤと同じ
もしくはメーカーによっては上の感じがしました。
その為ブレーキ正能も向上して240キロ前後からの富士のストレートから
一コーナーに掛けてブレーキの効きと車体の安定性が向上していました。
一言で言うと怖くない(笑)
後はコーナーで粘りでずか確実に以前のタイヤより粘ります
そしてグリップを失った時には いきなり滑るのではなく ドライバーに
知らしてくれるコントロールが簡単なタイヤでもあります

今回45周走りアウトラップ インラップ SC二周の
41周の平均ラップ2分3秒代を出せたのは オーバーラップするときに
レコードラインから外れてタイヤに負担をかけてハンドルをこじる運転をしても叱りと

したグリップと安定したリアの流れ方で確りとしたコントロールが出は来た事が
立証されました。
耐久レースはスプリントレースと異なり今回の74チームが参戦コース内に
74台のマシーンがひしめき合う中ほとんどにクリアーラップが取れる事の無い状態で
イエローフラッグがひんぱんに出る中チーム監督からの指示平均ラップ2分3秒で
回れた事は今回のタイヤの正能が4割を占めていると思われます
 
今回ギリギリで052に履き替えセットをこのタイヤ用に変更した事が
全て良い方向に仕上げがつた証が 41周の平均ラップ2分3秒台と
自己ベスト1分59秒代で
74チーム中 私が走り終わったスタートから3時間10分の
時点で総合4位で走りきれた事が証明となりますね。

当分色々なサーキットで052ラジアルタイヤでのベストラップが
更新される事は間違いないと思われます。

写真は一般道を100キロと富士を 1時間40分連続で走り
終えた052タイヤです 綺麗にタイヤが減っています
フロントに一部こじた後がありますが問題なく 
次の2月26日岡山国際での911DAYSポルシェレースに
このタイヤを装着して自己ベスト間違い無しですね(笑)