前の写真を見る
スライドショーを再生する
次の写真を見る
ウィンドウを閉じる
 
 
blog写真詳細
しかも、このエンジンの凄いところは後々の排気量アップも可能なように、
マージンをとっておいたことなのです(*^∇^*)
その後、最後の空冷モデルである
993の排気量が3.6リッタ―エンジンも基本的に変わりがないことを
考えますと、当時このエンジンを設計したチーフエンジニア
・ハンス、トラマの先見性は流石です☆゚+;。
そうして生み出されたこのフラット6は、
時代に合わせ改良を重ねながら
最終的には、3.600ccという排気量にまでなるのです!!!

「隊長凄いですよね(∇^*))))空冷ポルシェは最終型まで基本になる構造は変わらなかったんですね!!!!」と言うと・・・・
「そんなの知ってるよ!!!!」と一言で終わりました・・・・・・。
「あのぉ〜(´ω`)・・・・それでは話が終わってしまいますので・・・・・もうちょっと」
「まぁ、あれだろうな〜。車の構造で言うとさぁ〜・・
ポルシェって“凄い不思議な位置”にエンジンがあるわけよ!!!
ポルシェをフロントエンジンに置き換えると、
フロントデフ・ドライブシャフトより“前に”エンジンがある車になる(●^ω^●)
まぁ、ポルシェはリアエンジンだから
リアデフ・ドライブシャフトより“後ろ”にエンジンがある車だから、
前後重量配分としては、ミッドシップのフェラーリなんかと比較してしまうと非常にバランスは“悪い”と考えられる(・ω・)/
だから、リアがグリップを失った瞬間・・・20年以上前、昔のタイヤ性能が非常に“低かった為”、大スピン大会になってしまうわけよ!!!
そりゃぁそうだよね・・・
エンジンが振り子になっちゃうからね!!!
例えば車のボディを人間に、リュックサックをエンジンに例えて話すと
人間が、リュックサックを背負った状態がミッドシップだ(’▽’*)
それが30センチ以上リュックサックの位置を背中から離して背負っている状態がポルシェのRRの重量配分状態です。
物凄い重いものを、ボディに対して一番後ろに積んでいる“だからこそ”
ポルシェは一番重量物であるエンジンの仕様変更や排気量アップをしなかったんじゃないのかなぁ〜
エンジンの仕様変更をするということは、8割型重量は“増える”からね☆゚+:。
馬力を上げれば良いってもんじゃないし、
例えばビートルのエンジン剥き出しバージョンを皆さん見たことありますよね?
あれなんか、馬力を上げすぎて車を軽量化なんてして速く走ろうとチャレンジすると・・・・・
ウィリーしてしまうんですねぇ=チョロQのように・・・・・
仕様変更して重量増えると、
ポルシェ自体の高次元なバランスが失われてしまうからね!!!!!
まぁ、あとはパワーウェイトレシオとの兼ね合いだな!!!!
空冷ポルシェのあの瞬間加速はあのパワーウェイトレシオのバランスが凄いからだよ!!!!!」
「隊長・・・・パワー何とかって何ですか?それと空冷ポルシェってそんなにスピンするんですか!!!?危ないじゃないですか(・□・;)」
「大スピン大会はもう15年以上前の話だよ!!!
今のタイヤの技術はグリップ性・耐久性・おまけにウェット性能なんか素晴らしいぞ(≧∀≦*)
簡単に言うと、空冷ポルシェの性能が20年前ズバ抜け過ぎているんだよ。
タイヤの性能がようやく空冷ポルシェに追いついたんだよ!!!

今のタイヤを履けば、スピンなんてしないよ!!!
とこでお前・・・パワーウェイトレシオも知らないの(-Дー;)!?
もう!!帰っていいよ!!!
お家に帰って911Daysを読んで、空冷ポルシェのイロハを一から学びなおしな!!!!」

ポルシェ・空冷エンジンの凄さ!!!!!!其の2へ続く・・・・・