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1993年ポルシェより新たなターボモデルが、誕生します(●´∀`)ノ+゚*。

“964ターボ3.6”です。

当社隊長がまだ必死にローン払っている車両でございます。
必死に大事にして、
必死にローンを払う・・・・
当社隊長のライフスタイルでございますが、
結構本当に価値のあるターボなんですね!!!
何故かと言うと・・・・・、
このターボの最大のトピックスは、エンジンにあります。
それはカレラ2/4と共通のエンジンブロックを持つ“M64/50”が
搭載されました。
前モデル“ターボ3.3”とはベースエンジンそのものが異なります。
実際この時期、ポルシェは次期モデルの993タイプの開発が
最終段階に入っており時期ターボも開発中でした。
それはM64系3.6Lユニットを
ツインターボ化すると言う内容です。
しかしその993ターボの発売時期はまだまだ先の話で、
それを早期に販売するのも無理な話でした。
そこでポルシェはすでに開発済みのM64系ユニットのみを、
前倒しで採用し964ターボ3.6として発売したのですヾ(≧∇≦*)
その為、エンジン補機類は可能な限り
ターボ3.3のものを利用しました。
クーリングファンやエキゾースト系(ターボユニットも・・・)や
インタークーラーはターボ3.3と共通、
インジェクションシステム(KEジェトロニック)も引き続き採用しました。
エンジンの外見を見る限り、ターボ3.3とターボ3.6は
あまり見分けがつかないのはそのためです。
しかしいくら急ぎとはいえ、そこはポルシェです・・・・!!!
クランクシャフト、シリンダーブロックこそNAと共通ですが、
ターボ化されるにあたって、ピストン、コンロッド、カムシャフト等に
大きな変更を受けています。
そして、開発時間を短縮するという意味もあるのですが、
ポルシェは今まで培ってきたレーシングパーツも
目では見えない部分・・・・
エンジン内部に多用しました。
これらの改良により、ターボ3.6は
ターボ3.3と同じ補機類を使用しながら
シングルターボでありながらボトムレンジからトルクフルで、
過給が効いたら
圧倒的なパフォーマンスを発揮するエンジンとなったのです(@^0^@)
実際その性能はターボ3.3を遥かに上回り、
またポルシェに量産車最速の座を確実のものとしたのです☆゚+;。