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こちらは、クーリングファンの反対側の ハウジングになります。 こちらの素材は、クーリングファンと同じマグネシウム になります。 こちらにもクーリングファン同様、フィンが付いており 角度もございます。 クーリングファンによって吸入する冷却風をスムーズに エンジンへ送るための、整流板の役割を果たしているものと 思います。 この様にポルシェの空冷エンジンは、重量・強度のバランスを 考え色々な素材を使いエンジンを形づくっております。 エンジンを効率良く、適正な温度に保つ為には只、 冷えれば良いと言う訳にもいきません。 当時のポルシェの技術者達は、コンピューター等が無い時代、 何度もテストを行い試行錯誤を重ねてこのエンジンを 完成させたと思いますと、感慨深いものがあります。 それでは、また。 |