前の写真を見る
スライドショーを再生する
次の写真を見る
ウィンドウを閉じる
 
 
blog写真詳細
ここでアテーサ4WDとは

なんぞや。。

ということでwikiってみました(^_-)-☆

ATTESA E-TSは、基本的には後輪を常時駆動(FR駆動)し、走行条件に応じて前輪にトルクを0:100 - 50:50の範囲で配分する(実質的にはFR駆動)。そのため、後輪へは直結状態で駆動力を伝え(センタースルー)、前輪へはトランスファーで分岐させている。トランスファーに組み込まれた湿式多板クラッチの押し付け力を油圧の変化で増減し、前輪へ伝達されるトルクの大きさを変化させる。そのため、センターデフは装備していない。要するに分類はフルタイム4WDではあるがスタンバイ4WDと扱われることもある。また、パートタイム4WDのように運転者自身が任意で駆動方式を切り替えることはできないため、単なる切り替え式であるパートタイム式とも違っている。

このクラッチを放した状態では、後輪駆動。クラッチを結合した状態では、リジッド4駆になる。この間を電子制御で無段階に変化させている。

さらに、このシステムには、前後4輪の車輪速度センサと、横Gをアナログ的に検出するGセンサを付けている。これらセンサからの信号入力を受け、コントローラが油圧多板クラッチの圧着力を変化させて、前後のトルク配分を決定する。

したがって、通常の後輪駆動状態から、後輪にかかる駆動トルクの増大で、後輪のスリップ量が大きくなると、前輪へも駆動トルク伝達を行う。前輪へ伝達する駆動トルクの大きさは、横Gの大きさと前後輪の回転速度差に応じて変化する方式としている。