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裏側を見れば、解りやすいと思います。 表から見ると、エンジン冷やす為のクーリングファンだけと 思われるかもしれませんが、裏から見るとほら・・・・・、 真ん中にもう一つ、ファンみたいなものと何やら電気的な物が見えます。 これはオルタネーターなのです。 発電機です。 こんなところに潜んでいるのです・・・・・・。 まぁ、オルタネーター本体も発電すれば熱が発生しますし、 クーリングファンの中ですと空気の通りもよさそうですし、 換気扇にしてもプロペラやスクリュー等にしても、 大小あれど真ん中にデットスペースが生まれるものです。 そのスペースを上手く利用し、尚且つ同じ回転物なので クランクプーリーからVベルトを張って、 一緒に回してしまえ的な発想と合理的な思考、 だけどベルトが一本だと万が一切れた時に、 イヤだからファンとオルタのベルトを、別けて2本にする保険的な考慮、 ここだけ見ましても如何にもドイツ的だと感心してしまいます。 話が少しそれてしまいましたが、この車両・・・・・・、 オルタネーターの発電量が弱くなってしまった為、 別なものと交換するので外していたようです。 |