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中身が違うのです。

外見が同じでも、中身が違います。

通常、一般的に販売・設置されているもので圧倒的に多いのは

粉末消火器と言われる、粉状の消火剤を撒いて火を消すタイプになります。

粉末消火器は、一気に粉を噴射し火元を消すのですが、

何分粉ですので・・・・・、冷却効果がなく使い切った時

一部でも火元が残っていたりすると、再燃する確率が高くなります。

そして噴霧している間、粉が拡散し視界が悪くなるほか

火元以外にも、粉が飛び散り周りがかなり大変な事になります。

火元のそばに、電気機器や精密機械がありますと粉をかぶり

それを放置しますと、粉が水分を含み錆や絶縁を引き起こします。

そして、次に多いのが強化液消火器と言われる液状タイプです。

これは、名前の通り液体を噴射し火元を消します。

液体ですので、冷却効果もあり視界も良好と良い事ずくめのようですが、

液体ですので・・・・・、

電気機器や精密機器に掛けてしまいますと、

当り前ですが錆ますし絶縁します。

液状ですので、結構奥の方まで浸透してしまいます。

これでは、粉末式も液状式も電機と精密機器の集まりである

車に使用するのは、あまりお勧めできません・・・・・。