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いつもプレステージのポルシェ大好きブログをご覧いただきまして

誠にありがとうございます。

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きそうです。

天気も安定せず、局地的に大雨が降ったりと全く読めない日が多いようです。

そんな暑い日が続く中、電力不足のあおりを受け少しでも消費電力を

抑えるため、扇風機が大変売れたようです。

そんな中、空冷ポルシェにも扇風機ならぬクーリングファンが付いております。

良く空冷ポルシェの噂で夏は油温が上がって大変とか・・・・・・・、

聞きますが実際はどうなのでしょうか。

実際の空冷エンジンは暑さに非常に強い構造なのです。

それは、オイルクーラーにクーリングファンが付いており、

油温が上がればクーリングファンが回り冷やすので

全ての物が正しく作動すれば、日本の夏は何の問題も無く過ごせるはずです。

では、夏に弱い空冷エンジンという噂はどこから来るのでしょうか?

一つは964・993タイプより古いタイプの空冷ポルシェの場合。

オイルクーラーはフロントに付いているのですが、

クーリングファンが付いていない車両も多々あります。

これらの車両は、走っていればオイルクーラーに空気があたり

油温を下げますが、止まってしまうと空気は当たりません。

止まった状態が長く続くと・・・・・・、油温はどんどん上がります。

では、964・993タイプではどうでしょうか。

これらのタイプはオイルクーラーにクーリングファンがついておりますので

全て正常に作動すれば、油温が一定以上上がる事はありません。

964・993タイプで油温が一定以上、上がってしまう

原因は大きく括ると2つ考えられます。

その一つは、扇風機ならぬクーリングファンです。

熱くなったオイルが、オイルクーラーに来てもクーリングファンが

回らなければ、通常通り冷えません。

では、どうしてクーリングファンが回らなくなるのでしょうか?

通常であればクーリングファンそのものが故障しているのかと

思ってしまいますが、実際に調べてみますと本体が壊れている事はあまりなく

ヒューズであったり、リレーであったり、レジスターであったりと

周りの補記類の不具合で作動しなくなる事が圧倒的に多いのです。