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ドライサンプとは・・・・・・。

一般車にはあまり使われないエンジンオイルの循環方式の事です。

エンジン内部のオイルが役目を終えて、

オイルパンにためずにもどってきたところを、

強制的にポンプで再度エンジン内部にくみ上げて、

再利用するために別タンクへ戻す作業をする方式になります。

空冷ポルシェはこんな構造を採用するぐらいですから、

何か利点がなければなりません。

その利点とは、重たいオイルパンが必要無くなるため、

エンジンを低く装着でき、それによって車の全体重心がさがり、

運動性能が飛躍的に向上する。

対するウエットサンプ方式は、オイルパンが必要になり

オイルが貯めれる場所が限られてしまいます。

それと違いドライサンプは別にオイルタンクを設置出来る為、

二倍近くのオイルを使用できるので、冷却効果も大幅にアップします。

もちろん、軽量化に可能になるので、

レーシングカーやフェラーリなど高性能車がごく一部採用しております。