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それと、空冷ポルシェのホイールナットがアルミの理由は・・・・・・、

これは私の個人的な思いでもあるのですが、

ハブスタッドを守る為なのではないかと・・・・・・・・。

ナットによってホイールを締めつける車両は、

当り前なのですがハブからハブスタッドなるネジが飛び出ております。

このネジにナット締めつけてホイールを固定します。

何の問題も無く、取り付けが行われている場合は

ナットがアルミでも鉄でも何の問題も無いと思います。

しかし締めつけ作業の時、手違いが起きてしまいネジ山に

何らかの損傷が発生してしまった場合、

ハブスタッドはどの車両も例外なく鉄です(勿論空冷ポルシェも)。

そして、ナットも鉄の車両ですと鉄と鉄の強度は同じですので、

ネジ山が損傷する場合、スタッドとナットは同時に損傷します。

しかしナットがアルミですと、アルミと鉄では形状が同じですと

強度はアルミの方が劣るので鉄のスタッドより先に

アルミのナットのネジ山が損傷します。

弱いと言われてしまえばそれまでですが・・・・・・・、

これによってハブスタッドは守られるのです。

ナットの交換は簡単ですが、

ハブスタッドの交換は・・・・・・・・・・・・、

ハブを分解してスタッドを打ち変えなければなりませんから・・・・・・。

どちらの損傷が、時間とコストが掛かるか・・・・・・・・。

これは、言わずもがなです。