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次の写真はオイルクーラーとクーリングファンになります。 右フロントフェンダー内部に納まっております。 油温が上がりサーモスタットが開きますと エンジンオイルはこのオイルクーラーに流れます。 オイルクーラーにはクーリングファンが付いており、 油温が上がればクーリングファンが回り冷やすので 全ての物が正しく作動すれば、オーバーヒートと言う事はまず起こりません。 しかし964・993タイプより古いタイプの空冷ポルシェの場合は、 オイルクーラーはフロントに付いているのですが、 クーリングファンが付いていない車両も多々あります。 これらの車両は、走っていればオイルクーラーに空気があたり 油温を下げますが、止まってしまうと空気は当たりません。 渋滞等で止まった状態が長く続くと、油温はどんどん上がります。 では、964・993タイプではどうでしょうか。 これらのタイプはオイルクーラーにクーリングファンがついておりますので 全て正常に作動すれば、油温が一定以上上がる事はありません。 964・993タイプで油温が一定以上、上がってしまう 場合 クーリングファンが回っていない、もしくは回っていてもレジスターの故障により 油温によってファンの回転数をハイ・ロー切り替える事が出来ていない可能性があります。 これも楽しいドライブの妨げになってしまいますので、 今まで、レジスターの交換等、記憶にない方は一度正しく作動しているか 点検しておくと安心でしょう。 |