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ALPINA B3 3.3 limousine
SPECIFICATION
Elegance and Performance
ALPINA B3 3.3 limousine
「華麗」と表現しようか。アルピナの走りは実に懐が深い。
日本列島はいささか狂乱ともいえる景気を経験した。戦後の困窮から見事に復興を遂げ、 人々はその喪失した時間を取り戻すかの如く、更なる上昇を贅に求めた。それから十年が 経ち、現在は飽食の時代に入った。21世紀は真に「質」が問われる時代であると云える。 それはクルマにしても同様で、当時はアルピナとって不遇の時代であったのかもしれない。 巷には華美なカラーや躯体に彩られたクルマが溢れかえるなかにあって、ボディに仰々し いメッセージなどを与えないのが「アルピナの常」であったためである。
しかし、如何なる時代が来ようとも、アルピナは「機械としての信頼」にこだわる。そ れがまさに時代に媚びることなく、着実に築き上げてきたアルピナの信用であると云えよ う。それが時代の要請となって、「アルピナ・ストライプ」は見事に開花した。実際にB3 3.3は、実に上質な走りをドライバーに提供する。並居るスポーツカーをも睥睨せしめる 加速にもかかわらず、凶暴な点は微塵もみせない。むしろその走りは「華麗」であると云 える。そこに重要なファクターとなるのが秀逸の足廻りである。この街中からハイウェイ、 そしてワインディングにマッチする健脚には、まったくもって感心するしかない。これぞ アルピナの真骨頂と云えよう。もちろん、そのスペックが証明しているように、このB3 3.3 というクルマはまさしくスポーツカーなのである。
しかも、一台でスポーツ車としてのスポーツ性とサルーンとしての快適性を兼ね備える という点では全く他の追従を許さず、アルピナはその最右翼に位置している。実際、お馴 染みの「アルピナ・ステッチ(緑&青)」が施されたシートは絶品である。それは適度な タイト感をもたらす以上に、オーナーであることの満足感を満喫できる部分である。この ドライビングを心からDaishoがお勧めすると共に、貴方に是非とも味わって頂きたい。 コンテンポラリーなデザインのボディに、アルピナのアイデンティティーである「アル ピナ・ブルー」と「アルピナ・ストライプ」、「アルピナ・フィン・アルミホイール」が 実に映える美車である。
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