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Mercedes-Benz 500E
SPECIFICATION
"永遠なる現在・過去・未来"
Mercedes-Benz 500E
何も説明する必要がない。感動はドアを閉めた瞬間から始まる・・・・・・。
どうして、これ程までに"500"に惹かれるのだろう。悲しいかな、我々はその謎に気付くまでに時間を要してしまった。 しかも一代、二代と時間が経つことで、その気持ちは一層、高まってくる。「時間」とは何であろう。 その答えをこのクルマが教えてくれる。 "500"の魅力を司る様々な部分。 そこには、どれをとっても適度な緊張感がある。 ドア音と同時に訪れる静寂、室内の質感、建て付け、機能性など。しかもそれを誇示しないことで、尚のこと緊張感を助長させる。 まるで我々を嗜めるように「おごることなく、常に謙虚であれ」と。 叡知の粋とは自然と時間を掛けて滲み出て、歴史に刻まれるのであろう。
厚みのある加速感が実に魅力である。 ソリッドで高密度なドライビングは、風を切っているということを十分に実感させる。 剛性感を存分に味わえる、手応えあるステアリング・フィール。 メルセデスの伝統であった操作系の重みを感じながら走る。 しかし、そうした楽しみはこの世代までのものであり、残念ながら今の「メルセデス」にはない・・・・・・。 過ぎ去った時間は取り戻すことは出来ない。 また過ぎ行く時間を止めることも出来ない。 しかし、今にはないこうした魅力を味わうということは、自己とこの"500"が一緒である限り、絶えざる「現在」の存在を意味するのである。 両者は時の砂である。落ちていく砂時計を半ば、反対にすれば、「過去」は未来になる。"500"にはその動作を起こさせる深い魅力がある。 デジタル時計のように時を刻み、朽ち行く車には到底、無理な話である。
Daishoは、20世紀最後の銘車"500"の魅力を是非、味わって頂きたいと願う。 10年という時間が経ち、最早、今がそのラストチャンスと云っても過言ではない。 このクルマを運転することによって、貴方は永遠の「今」を手に入れることをお約束しよう。 尚、当車両は1993年式(走行45000km D車)。 ウッドの光沢、本皮シートの張り、エンジンルームの綺麗さなど、大切に乗られたことが随所に窺える希少な上物"500"である。
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