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Range Rover Vanden Plas
SPECIFICATION
"重厚と賑わい"
Range Rover Vanden Plas
「重み」を感じる??その印象が何処から来るのか、まったくもって不思議である。 「歴史がある」などと野暮な結論には行き着きたくない。 一言で表現すれば、それは堂々たるストレッチボディが醸し出す雰囲気であろう。 その様はまるで、英国が生み出したロコモーションを髣髴とさせる。 まさに、この「バンプラ」は蒸気をあげ、地を蹴る「昔の機械」そのものなのである。 「オーバークオリティー」でスクエア造りが、パッセンジャーに万全の安心感を捧げる。 コスト最優先でコンピューター設計された現代製品にはない、「心安らぐ信頼感」とでも云ったら、納得頂けるであろうか。
ところが一旦、車内へと足を踏み入れると、そこは「華やか」という一言に尽きる。 昔、味わった旅立ちの瞬間。 列車がホームに滑り込む、客車に乗り込むと、そこには思い出が染込んだ木製内装、造りのよい椅子、茶菓を楽しんだテーブル、そして最高の景色を映し出す大きな窓?? こうした心躍る光景が「バンプラ」にも存在するのである。
 そしてその走りは、機械の実直さを体現するかのように、極めてトルクフルである。 それは他のグレードにはない、最高峰「バンプラ」にのみ与えられた唯一の感触である。 中回転域のレスポンスは殊の外、面白い。しかも静粛性のあるエンジンは、レンジローバー伝統の「ゆとりある走り」を提供する。 もちろん、4WDとの組み合わせで、加速だけでなく、登坂やオフロードにおいても、"All Purpose Rover"や"Go Anywhere Vehicle"の評判を証明してみせるのである。 ここにDaishoが自信を持ってお勧めしたい。
 尚、当車は1994年式、16000キロ(D車)。 深みあるアーデングリーンに彩られた車体と上質なコノリーレザー・インテリアは溜息の出る美しさである。 しかも最終モデルにのみ与えられたメッキバンパーが粋な英国紳士の計らいのようである。 これが、低走行且つ状態の良い「バンプラ」を手に入れるラストチャンスであると念を押したい。
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