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MASERATI SPYDER Cambiocorsa
SPECIFICATION
"モダーン・クラッシック"
MASERATI SPYDER Cambiocorsa
清々しい五月晴れ、目に焼きつくほどの眩いイエロー・・・・・・若葉萌ゆる季節に実に映える。マセラティは、随所のラテンテイストに心躍される、クルマ好きが常に気になるスポーツカーである。クローズドモデルでも十分だというのに、そこにあるのは紛れもない「スパイダー」??乗る前から、様々なシチュエーションが沸いてくる。それもそのはずで、巨匠ジウジアーロが率いるイタルデザインの前身“3200GT”をベースに、ピニンファリーナがオープン化を施したという豪華さなのだから、無言の納得であろう。
心臓部(390 ps &46 kgm)のハイパワーはまさに、圧巻??NA独特の鋭いレスポンス、V8&4244ccという怒涛のトルクを捻り出す、マニア受けのコンビネーション。更には、兄弟車フェラーリ“360 Modena”の興奮をも上回るエグゾーストノートは、乗り手をその気にさせて止まない。しかもマセラティ固有の沈み込むような足回りで、ワインディングを繰り回る楽しみは、このクルマゆえのものであろう。闇雲に固められず、大切なパッセンジャーを気遣う優しい足回りにも実に、好感が持てるのである。
古典的なロングノーズ&ショートデッキのスタイル、コノリー革の惜しみないインテリア、FR&「カンビオコルサ(フェラーリ社F1マチック)」の採用??ドライビングとムードの両方を満喫できる、贅沢なクルマである。当然ながら、ソフトトップはフルオート開閉。伊達な男に、無粋な動作は無用であろう。Daishoが自信を持って、お勧めする一台である。当車両:2002年式(走行16000km D車)。
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