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Ferrari F355 Berlinetta
Ferrari F355 Berlinetta
SPECIFICATION

Ferrari F355 Berlinetta
「フェラーリ」という言葉の響きには、どこか特別な感覚が漂う・・・・・・レースで好成績を収めるイメージ、ラテンの香り、ノスタルジックなハンドメイドへの畏敬など、どんな人をも一瞬に虜にしてしまうオーラを放っているのである。数あるスペシャルカーでも、これほどまでの魅力を想像できまい。しかも、その想いはハンドルを握る遥か以前から、高鳴るのである。このフェラーリの魅力は大局的には、二つに収斂していくであろう。
先ずは、ドライビング・プレジャー・・・・・・脳髄の彼方にまで轟くエグゾースト・ノートを例に挙げれば、最早、何の説明も不要である。ドライバーだけでなく、街行く人までも、そのシンフォニーに酔いしれるはずである。歴史に裏打ちされたハンドメイドの製法や造作、そのインストレーションは芸術の域に達している。各部品の持ち味をフルに活用し、それらをバランシングする手法は、現代のスポーツカーにはない、究極の洗練さでもあり、究極の古典的伝統であろう。その走りは、どんなシーンにおいても感動であり、彩りに溢れている。機械としての練熟度、組み手の息吹を感じられるはずである。
次は、オーナーズ・サティスファクション・・・・・・言わずもがな、幸運にも所有できるチャンスに恵まれた御方の満足度は、他のスポーツカーの追随を許さない。メイキングの端々やマテリアルの随所に垣間見る「こだわり」は、所有欲を擽るだけでなく、貴方の魅力を数段、高めてくれること間違いない。しかも、その象徴的アイデンティティは、ピニンファリーナによる神の領域にも到達し得るデザインである。スポーツカーの機能と印象にとって必要とされるファクターを全て盛り込み、長い伝統を受け継ぐデザインは、溜息の漏れる美しさである。最近、巷に溢れる、抑揚の激しい無粋なクルマとは一線を画す、上品で端正なイメージである。ここでDaishoは大いに力説したい。「こうした魅力の数々を完全に調和させているクルマは、このF355をおいて他にはない」と。
尚、当車両は1999年式(走行13000km)。希少最終型F1モデル。鮮やかなロッソコルサが美しい。内外装、機関共に非の打ち所がない、大切にされた一台である。
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