●ポルシェ993カレラTIP 後期入庫
最終更新日:2011/07/18(Mon)
 
クレヨンポルシェからクレヨンポルシェにお乗換えで
96年タイプ993カレラTIPモデルが入庫しました
外装は96年までのシルバー ポーラシルバーです 内装はブラック
走行は4.1万キロと少なく 修復歴なし 交換パネルなし 良い個体です
エンジン本体のオイル漏れもありません

ここで クレヨンオイル漏れの基準の納車整備内容を報告します
左の写真は エンジンを下から見たところです クランクケースシリンダーが組み込まれています 矢印のところからオイル漏れが起きている時は
エンジンを降ろして確認します 最終的にはエンジンのスルーボルトのオーリングからのオイル漏れてと思われます その時にはピストン シリンダーを抜き取る事をしないとスルーボルトのオーリング交換は出来ないので
注意してください
 
また 真ん中の写真 これもエンジンの下から見たところでピストンの上にはヘッドがあります ヘッド上にはカムハウジングがあります 
矢印のところがそのつなぎ目のところです ここからオイルが漏れていると
エンジンを降ろして カムハウジングまで分解しますそし治さなければなりません 
右の写真は これはタベットカバーからのオイル滲みです この症状はエンジンを降ろさなくてもカバーのパッキンを交換するだけで済みます
定期交換部品です.......
このように オイル漏れと言って定期交換的な物からエンジンのオーバーホールに近い物まで色々な症状があります すべてが直さないと乗れないのかと言うとそうでもないです そのままでも十分に乗れる場合もあります
それは 販売店の考え方一つです

クレヨンポルシェの基本は
私の乗りたいポルシェなので私の考え方で納車整備します
私が乗るなら 直したいので直します ただそれだけです 
そんなことで 今回入庫したタイプ993カレラTIP外装は当時のエアロバージョンのリアのウイング フロントはヨーロッパ?メーカーの小さなスポイラーが付いてサンルーフ付きの外装 内装とも以前のクレヨンポルシェオーナーが大切に乗られていたのでとても綺麗な状態です
エンジンも右の写真のカバーパッキンのからのオイル滲みだけなので
エンジンは降ろしませんが パッキン類などを交換して納車いたします

興味のある方は右上お問い合わせホームよりご連絡ください

またオイル漏れの修理がどのようにおこなわれるか 興味のある方は下記の
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