●感想文シリーズ 第一回 ポルシェ996GT3RS 私の中で一番楽しい水冷ポルシェ 
最終更新日:2012/10/12(Fri)
 
最近ちょくちょくこの あの ポルシェはどんな感じなど聞かれる事があります
そこで 今まで整備の完成時に 試運転記事を書いてしましたが 
ここで
感想文シリーズとして  ちょくちょく報告したいと思います

第一弾 
私が新車からオーナーの以来を受けてオーダーした事ものある
タイプ996GT3RSから感想文を書きます

当初このRSが発表の時にはGT3にステッカーを貼っただけで 200万円以上高く 関西弁弁で言うボッタクリポルシェといわれていました
私は ポルシェに限りRSの名前をつける事の意味を昔から解っていたので
絶対に素晴らしいポルシェである事を信じてオーダーしました 

それが 今クレヨンにあるブルーラインのRSです
このポルシェのハンドルを握り 少し動かすとGT3と異なる事がGT3を乗ったオーナーであれば 直ぐにわかります 
動き足しが軽い....そして次に乗り味の柔らかくさらに足のしなやかさに 驚かされます 
そのため慣れるまでは 高速では少し不安定なふらふらとした感じになりますが 
実はロアアームの位置が下がりハンドルがシビアに反応するからです  
ショックのストロークがGT3より大きく ショック容量も確りとたもっているため乗り味も抜群です 

エンジン関しては ノーマル同じスペックとの表示ですが 
私は少し異なるような気がします なんとなくレスポンスも良く エンジンがストレスも無く一気に吹き上がるような気がします
おそらく RSのエンジンを組み込む職人さんがポルシェファクトリーの中でも 特別な人かも?  

車体はフロント リアにドライカーボンを使い リアガラス クオーターリアなども軽量な物に交換されていて
ロールゲージはノーマルより一本多く入れられています
それと このあと997からRSはリアに電子デバイス(PSM)を組み込んでいて
安心 安全でサーキットなどでは 誰でもが安全に速く走れるようになっています 

私は個人的には これが自分で運転している感がなくあまり好きではありません 
サーキットを一秒でも速く走るレーサーなら別ですが
普段自分が走るのであれば 自分がコントロールしている感が大事だと思います 

総合的に 走りが軽く バイクのハンドルのように体の重心を変えるだけで
曲がってくれそうなハンドリング 確りストロークのある あしの動き 
リアにトラクションをかけた時の確りと自分のアクセルとの一体感最高です
そんな私の中で一番楽しい水冷ポルシェは この996GT3RSでは無いでしょうか

今後色々なRSが発売になると思いますが もともと誰が乗っても速く安全に走るポルシェが
出てきますが?
それが本当に良いのかは私には分かりません
世界中の自動車メーカーが全てGTRのように 最高の車を作り上げる事に方向が向いているのではないかと少し心配です 

現実に991は全てが911と異なることで 私はある意味911を超えたポルシェだから
名前を998ではなく991と言うのではないかと思うほどです(笑)

ポルシェ社が本気で原価を考えずに作りこんだ世界で約200台(実際には256台?)
言われている タイプ996GT3RSそのなかでも現在クレヨンには当時正規輸入された56台?
と言われた物が レッドライン ブルーラインの奇跡的に二台あります
それも当時のオプションである PCCB ホワイトロールゲージ エアコン キセノンなど
装着した フル装備の物です
走行も2台とも何千キロ 修復暦なし 交換パネルなし サーキット走行無し
コンクールコンデションです 
是非この機会に貴方のガレージ...置いてみて下さい....

上記の文面は私が勝手に思い込んで書いています 実際に乗った私の感想ですから 間違っている事があると思いますがその時にはお許しあれ.....
      
                ガレージクレヨン   岡本 孝

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