●ポルシェ993カレラS 納車整備エンジン下ろします パート5
最終更新日:2013/07/14(Sun)
993カレラSのオイル漏れの原因は真ん中の写真のスルーボルトのオーリングです。
左の写真がスルーボルトとオーリングで右の写真が抜き取った所です
ボルト類は確り洗浄そして点検して再使用します.....再使用できないものは交換することもあります...ポルシェのボルト ナットは全てメーカーが再使用するかは指定されています....
皆さんこのエンジンはポルシェの工場で組まれて今回初めてエンジンを分解した物です。
これを見て私は少し呆然としました......
ポルシェの部品の中でもオーリング パッキン 指定の液体パッキンなどは年々良い物が開発されて耐久性の良いものに変更されています
その為 部品の色が変わります
今までに少なくても200台以上のポルシェの分解整備を見てきていますが オーリングの色がこれほど多く使われている物はありません
最終のエンジンで最後の部品を集めたような感じですね
考えてみると...この1995年から1997年はポルシェは経営危機におちいり...アウディー社に買収されるとの噂が出たほど経営がよくなかったのですかね..今回はある意味分解整備して良かったな......
とクレヨンメカニック藤本と心をなでおろしました。
注意
私の逃げの言葉ではありませんが ?直感はありますね (笑)
問題の無いエンジンは何となくわかりますね
オイル漏れが重大な部分以外からしていても.....
分解して見とポルシェのエンジンが叫んでいる事もありますが(笑)
逆にこの程度なら分解しないでも調子が良いのでこまめにオイル交換してと言ってくれるエンジンもあります
マグクランク ターボ車などですが.....
ポルシェとハンドルを握って約30年以上になりますが 解からない事が
まだまだ沢山あります
私は整備士ではありませんので 全て自分の経験からの感覚 感性をクレヨンスタッフにぶつけながら整備をしていますので 皆さんご理解くださいね 完璧な事は出来ません
出来るだけ 新車の雰囲気を7割前後程度味わえることを目指しています それが私が乗りたいポルシェ=クレヨンポルシェです
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